この料理をつくろうとしたきっかけ
市販のレモンサワーではなくて、もっと美味しいのないのかなーって思いまして。
甘いお酒は苦手なので、このレモン酒も氷砂糖などは一切使わずドライなレモンサワーを飲むことを想定して作りました。
このレモン酒一番の特徴は香りですね。国産レモンの皮を焼酎に漬け込みレモンの香りを移していくようなイメージです。
レモンを買う際は、ニュージーランドやアメリカ産のレモンは国産と比べ安価に手に入るのですが、海を渡って日本に運ばれてくる際、運搬時間が長く、防カビ剤などが使用されている事が多いそうです。
レモン酒は皮が命なのに防カビ剤等がかけられているレモンを使うのはちょっとねって思っちゃいますよね。
そんな訳もありまして、このレモン酒を作る時は少々お高いですが国産レモンを使う方がよいという事になります。
今回購入したレモンは和歌山産でしたが、スーパーなどでよく見かけるのは広島産、愛媛産が多いですね。
意外と知られていないのですが、レモンの産地は全国で広島が出荷量1位なんですね。実に全国の出荷量の約60%が広島産なんだとか。ついで愛媛が23%、和歌山が7%位だそうです。
産地は特に気にしなくてOKですので、国産レモンであれば◎です。こだわる人がいましたら、レモンも産地別に作っても面白いかもしれないですね。
国産レモンは近所のスーパーだと1個100円~200円位の間で販売されていると思います。
今回たまたまなんですが、友人から酒のレシピもあげて欲しいってリクエストがありました。じゃー簡単だし美味しいからレモンサワーだなって思い、早速翌日八百屋に行くと、個/100円で売っていたので即買いでしたね。
タイミングよくだいぶ安価で購入できましたが、去年は個/200円位で買った記憶ですね。時期やスーパーで全然違うものなので、レモン探しに色々巡ってみてもいいかもしれないですね。
料理のコツ・ポイント
①レモンは国産レモンを使い利用前によく洗う。
レモンの皮をメインで使う為、防カビ剤、防腐剤、ワックスができる限り少ないものを選ぶようにします。外国産は防カビ剤が使用されている事が多いです。
②皮の下の白い部分は苦味が強いのでできる限り少なめに
黄色い皮の部分をメインに漬け込んでいきます。皮の下の白い部分は苦味が強く長期間漬けると本当に苦味が焼酎に移ってしまうのでできる限り少なめにします。
【国産レモンサワー】の作り方
材料
- 国産レモン 7個
- キンミヤ焼酎 900ml
- 煮沸消毒済みの保存瓶
作り方の工程
①国産レモンをよく洗い、皮をむきます。皮の下の白い部分は苦味が強いので少なめになるようにむきます。
②レモンの身の方は、凍らせて氷代わりにするので、半割やくし切りなどお好みの大きさにして凍らせます。
③煮沸消毒をした瓶をしっかり冷まし、切ったレモンの皮を入れ、焼酎を注ぎ込みます。
④漬け込み時間は日が経つにつれフルーティーな味になります。長く漬け込む場合は皮の下の白い部分が多いとエグミ、苦味が出ますので、1ヶ月位付けてみて味見をするといいかもしれません。エグミ、苦味が多い場合は皮を取り出して方がよいですね。
⑤私は去年漬けたものはゆうに1年以上経過してましたが、エグミ、苦味はなく最後まで美味しく飲めました。
補足
漬け込みの経過時間によって味や香りがやっぱり変わるものなので、その辺りを楽しんでもいいと思うんですよね。例えば、漬けた次の日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後など変化を楽しめるのも自家製ならではなので、ぜひぜひその辺りも楽しむのもいいと思います。
この記事へのコメントはありません。