この料理をつくろうとしたきっかけ
パスタソース作りにハマっている最近、ファビオ飯さん、城二郎さんのトマトソースの動画見てこれは絶対に作らないといけないレシピだと思いまして。早速作ることに。
面白い事に2人の作るトマトソースの工程が若干違うものの、だいたい同じという事でこれは間違いないレシピだと感じました。
材料を見ると本当にただのトマトソースを作る時のレシピとほぼ一緒。はちみつはちょっと珍しいな思いましたが、基本的に一般的な変わらない材料ですね。
工程を見ていると、ひとつひとつ丁寧な仕事されていて、あ!この細かい仕事のやつ絶対に美味い!シンプルにすごい美味いやつだというのがわかりました。このあたり、面倒臭い作業とか見ているプロすげーって!ここに手間かけるんだーってなって面白いんですよね。
さてさて、実際作ってみまして、フレッシュトマトがこんな濃厚になるのかと驚きました。しっかりと塩でトマトの余分な水分を抜き、ハチミツを合える事で、自然な甘みをプラス。絶妙な酸味と甘味のバランスになっています。
市販のトマトソースって水っぽさを感じるんですけど、これにはまったくそれがないんですね。とにかくトマトが濃く感じるソースです。
にんにくの香ばしさもしっかりトマトソースの奥にいて、なんでしょうトマトとにんにく本当に良い感じで混ざり合ってるんですよね。
途中ちょっと、面倒な工程があるんでお手軽とは言えません。が、逆にちょっとした手間だけでここまで美味しくなるなら私のトマトソースは絶対にこれが基本になる事に間違い有りません(笑)
参考レシピ① 城二郎さん
【食材2つ】超簡単なコツで作れるズバ抜けた美味さの『トマトソース』具材はいらない格上げのパスタレシピ
参考レシピ② ファビオ飯さん
イタリア料理の真髄【トマトパスタ】星付きレストランの丸ごとフレッシュトマトのパスタ
料理のコツ・ポイント
①塩をふりトマトの余計な水分をしっかり抜き、はちみつの自然な甘さをプラスする。
トマトをくし切りにし塩をふり、余計な水分を抜くと同時にはちみつの自然な甘みを入れる。
②トマトソースをブレンダーやミキサーで撹拌しなめらかにする
煮込み途中でトマトソースをブレンダーやミキサーでなめらかにします。【ここかなり重要】
③仕上げの裏漉し
ブレンダーやミキサーをかけたら最後に仕上げの裏漉しを行います。これでトマトの皮、種などの口に残る物を除去するイメージですね。【ここかなり重要】
【本当に美味い!究極のトマトソース】の作り方
材料
- トマト3個(約500g)
- 塩 2.5g
- はちみつ 小さじ1と1/2
- にんにく 3かけ
- オリーブオイル30ml
作り方の工程
①トマトをくし切りにして、塩2.5gを振りよく混ぜ合わせます。
②塩が全体に行き渡ったらはちみつを小さじ1と1/2入れてよく混ぜます。落としラップをして冷蔵庫で20分程度漬け込みます。
③にんにく3かけをみじん切りにカットします(にんにくは青森県産などの大きめ2~3個位でちょうどよいです)
④鍋にオリーブオイル30mlを入れて、にんにくを弱火でじっくり香りを出していきます。ニンニクチップにする位の感じできつね色になるまで炒めます。(絶対に焦がさないように)
⑤きつね色になったら、冷蔵庫で漬け込んでいたトマトを汁ごと鍋に入れ、煮詰めていきます。トマトの水分を煮詰めオリーブオイルと乳化させるイメージです。
⑥ぽこぽこ軽くする位の火加減で20~30分程度煮詰めていきます。トマトの原型がすっかりなくなり、トロミが出る位がちょうどよいくらいですね。
⑦ここがちょっと手間なんですが、ブレンダーやミキサーでソースを撹拌します。撹拌することでソースが驚くほどなめらかになります。【ここかなり重要】です。
⑧最後にザル等で裏漉しをして、種やトマトの皮などの口に残る物を除去します。この仕上げの裏漉しもさらになめらかになります。【ここかなり重要】です。
⑨パスタの茹で汁は1%程度の濃度のお湯で茹でます。
⑩トマトース100gに茹で汁20~30g程度を入れ少し伸ばします。パスタ茹であがったら火を止めてソースと合える位でOKです。
⑪最後にオリーブオイルを一回し入れ、盛り付けます。パスタのてっぺんにトマトソース、黒胡椒をふって完成です。
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