今回の料理の概要
長年ペペロンチーノレシピは色々試して来ました。
シンプルゆえに様々な調理スタイルがあり、答えの見つからないレシピのひとつです。
しかしようやくこれだ!美味い!というレシピに出会う事ができました。
これがまたもや城二郎さんのレシピです。
材料は生パセリを使う位で、他のレシピと変わりないのですが、
パスタを茹でる際の塩分濃度、茹で上がったパスタをシャバシャバのオイルソースに入れてまぜる事で、
乳化させ、パスタにソースを吸わせるという方法。
この方法が私が食べて来た中で、最高のペペロンチーノの味となりました。
ちょっと大げさ(笑)になったかもしれませんが本当に美味しいのでぺぺ好きな人はぜひ試してみてください。
【参考動画】城二郎さん
【プロが教えるイタリアン】意外と知らない乳化のコツ<ペペロンチーノの作り方>
料理のコツ・ポイント
【H3】①にんにくはみじん切りではなくスライスに
ぺぺはにんにくをみじん切りにするレシピが多いですが、今回のレシピでは食感を残す為スライスしてきつね色の揚げ焼き仕上げます
覚えておきたい調理技術
乳化作業
今回のレシピでは茹であがったパスタをシャバシャバのオイルソースのフライパンに入れ、ひたすらかき混ぜます。
パスタに水分を吸わせつつ、オイルと水分がちょうどよく混ざり合っていき、自然と乳化されます。
【シンプル・イズ・ベストのペペロンチーノ】の作り方
【H3】材料
□にんにく 1個
□鷹の爪 1本
□生パセリ 適量
□パスタ 100g
□オリーブオイル 30g
□パスタの茹で汁 50cc
□塩 茹でる水の1.2%
作り方の工程
①にんにくをスライスし、中の芯は爪楊枝等で取り除きます。パセリもみじん切りにします。パセリは叩くように切らずしっかり包丁で切るようにするとエグみなどがでません。
②パスタを茹でます。水に対して塩を1.2%入れます。水2リットルでパスタを茹でるなら塩の量は24gです。この塩の量は仕上がりのパスタの塩加減を決める、かなり重要なポイントです。
測りがあれば計測して塩を入れてください。
③フライパンにオリーブオイル30g、スライスしたにんにく、鷹の爪を入れ弱火でじっくりとオイルに香りと味を移していきます。
にんにくはきつね色になったら取り出します。焦がさないように軽いきつね色になったら取り出しましょう。
④フライパンにパセリを入れ香りを出します。香りが出たら茹で汁50ccを入れ、先程取り出したニンニクチップの半量を細かく砕いて戻し入れます。
⑤パスタはゆで時間の1分前に上げ、④のフライパンに入れかき混ぜます。この時火は消す又は弱火です。最初は水分が多くシャバシャバですが気にしないでOKです。
段々とパスタがソースの水分を吸い、乳化され全体がとろっとしてきますフライパンを斜めにして下に溜まってきたオイルソースがいい感じでとろっとし、少量になるまでかき混ぜたら完成です。
⑥盛り付けです パスタを盛り付けたら、追いパセリ、ニンニクチップを盛り付けて完成です。
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