この料理をつくろうとしたきっかけ
以前から別のレシピで牡蠣のオイル煮は作った事ありました。簡単で美味しいイメージはあったんですね。そんな時たまたまこの牡蠣のオイル煮のレシピをユーチューブで公開している城二郎さんに出会いました。
元々この方は二つ星レストランのフレンチシェフだったそうなんですが、この方の技術やレシピがとにかくすごい。どれ作っても美味しいし、論理的思考で解説してくれるので◎
GeorgeLABO ジョージ 城二郎さん
本格的過ぎて、正直面倒なレシピも多いのですが、食材全てを使い倒しロスを出さない所や、気取らない感じもすごく好きになりました。
時間や手間がかかるレシピなのでお手軽なレシピでは無いことは確かなのですが、時間はいくらかかかってもよし、美味しいものなら全てよしな私にはメチャクチャハマりました。
そんな経緯もありながら、城二郎さんの牡蠣のオイル煮のレシピがうますぎるので、これはもっともっといろんな人に知ってほしいし、食べてもらいたいという事で、私も実際に作り、作り方のポイントなどもまとめてみました。
コレを作ったのは7月なので、真牡蠣は冷凍物しか出回っていなかったので、冷凍物で作りました。
冷凍物でも正直こんなに美味しいのかと思ったくらいなので、冬になったら間違いなく大量に作りたいと思います。
この牡蠣のオイル煮をつくるなら、必ずバケットを用意してくださいね。
お酒を飲む方ならワインもお忘れなく。友達の家でのご飯会なんかあったら、これを持っていったら最高の料理になるでしょう。
料理のコツ・ポイント
①牡蠣の汚れを塩と片栗粉を使ってしっかり落とす
牡蠣はかなり汚れています。塩と片栗粉を使いしっかり下処理しましょう
②牡蠣をソテーして水分をしっかり抜いてから味付けをする
牡蠣をソテーする工程で大事なのが、牡蠣の水分をしっかり抜く事です。水分がしっかり抜けてないと、保存した時に腐りやすくなったら、味がボケやすくなってしまいます。
【牡蠣のオイル煮】の作り方
材料
【牡蠣の下処理の材料】
- 牡蠣(加熱用)500g
- 塩大さじ1
- 片栗粉大さじ1
- 水300ml
【コンフィオイルの材料】
- にんにく3かけ
- 生姜10g
- ローリエ1枚
- 唐辛子1本
- オリーブオイル150ml
- 黒胡椒小さじ1/3
【ソテー時の味付け材料】
- 醤油 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- みりん 大さじ1
- レモン汁小さじ1
作り方の工程
①牡蠣の掃除の仕方
牡蠣はそのままだと非常に汚れているので、ボール等に牡蠣を入れ、塩をふり、片栗粉をまんべんなくふりかけます。水300mlをいれ、牡蠣がボロボロにならないようにそっと混ぜて牡蠣の汚れを取ります。特に黒いヒダの所に汚れが溜まりやすいので、念入りに優しく汚れをとります。激しく混ぜると、牡蠣がボロボロになってしまうので、優しく洗ってくださいね。
ある程度汚れ取れたら水を捨て、新たに水を入れます。水を捨て水を入れを2.3回繰り返すと、水の汚れがなくなり、透明な水の色になったら下処理完了です。汚れが取れた牡蠣はキッチンペーパーで水気をしっかりとってください。
②コンフィオイルの作り方
鍋にオリーブオイル150ml,にんにく3かけ分すりおろし、生姜10g分すりおろし、唐辛子1本、ローリエ1本を入れて弱火で火にかけます。焦がさないように弱火で。ぐつぐつし、にんにく、生姜の香りが出てきたら、黒胡椒を小さじ1/3入れて完成です。
③牡蠣のソテーの方法
フライパンにオリーブオイルを入れ中火で牡蠣をソテーしていきます。このソテーの目的は牡蠣の水分を出し切る事にあり、牡蠣に焼き目をつける事ではりません。
ここで水分をしっかり揮発させないと、水分が多く保存に不向きになってしまいます。また、この後の味付ががボンヤリしてしまいますので水分はしっかり揮発させてください。
ソテーしているうちに水分がだいぶなくなくなったら、醤油大さじ2、酒大さじ2、砂糖大さじ1、みりん大さじ1を入れ煮詰めます。水分がだいぶなくなり、いい焦がし感がが出てきたらレモン汁をまわしかけて完成です。
焦がし醤油の香りと、レモン汁の酸味がいい具合でこの時点で美味いです。粗熱が取れたら、煮沸消毒済みの瓶などにソテーした牡蠣を入れ、②のコンフィオイルを牡蠣が全て浸かる位に入れます。
補足
牡蠣をオイル漬けにしたら最低3日は冷蔵庫で寝かしてください。牡蠣に旨味オイルが行き渡りとんでもない美味しさになります。個人的には1周間後位が好きです。
牡蠣のオイル煮を作ったら、バケットも必ず用意してください。まじで美味いです。
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