今回の料理の概要
以前にフリカッセという鶏もも肉を使った、にんにくと生クリームを使ったソースのレシピを紹介したんですが、
この鶏むね肉を使ったレシピも同じようなソースなんですね。
個人的に鶏、にんにく、生クリームの組み合わせが好きなんだなというのがわかりました。
食べてもらった友人たちにもこのふたつのレシピは反応よかったので、間違いないレシピでございます。
今回のレシピでいうと鶏むね肉を使うのでより安価で仕上がりますし、鶏むね肉とは思えないしっとり感が最高です。
生クリームソースで重たく感じると思いきや、レモンの酸味がちょうどよい感じで効くのでバランスがいいんですね。
というわけでこれはとても美味しいレシピですので、ぜひぜひみなさんもお試しくださいませ。
【参考動画】三國シェフ
『鶏むね肉のにんにくレモンクリーム』しっとり仕上げるための一手間を!|シェフ三國の簡単レシピ
料理のコツ・ポイント
鶏むね肉は弱火でじっくりじっくりアロゼしながら焼き上げる。
鶏むね肉をパサつかせない焼き方がこのレシピの肝です。決して中火や強火で焼いてはいけません。弱火でじっくりです。
覚えておきたい調理技術
アロゼ
フランス料理で用いられる技法のひとつです。調理中に肉や魚料理から出た脂や焼汁、溶かしバターなどの液体をかけることで、主に調理中の食材の乾燥を防いだり食材に焼き色を付けたりする目的があります。
【これはまじで美味い!鶏むね肉のレシピはこれが優勝ですわ】の作り方
材料
- 鶏むね肉1枚(300gくらい)
- 玉ねぎ 1/2個
- にんにく 1/2片
- レモン 1/4~1/2個
- 生クリーム 100cc
- パセリ ひと振り
- 無塩バター 30g
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- 小麦粉 適量
【H3】作り方の工程
①鶏むね肉の掃除。余分な脂と筋を除去します。ラップを上にかけ鍋底や瓶で鶏肉の左右の厚さが均等になるように叩きます。鶏むね肉は左右どちらかが薄く、どちらかが
厚くなっています。鶏肉の両面に下味の塩と白胡椒をします。下味をつけたら小麦粉を両面にまんべんなくつけます。
②フライパンを中弱火にし、半量のバターを溶かします。バターが若干茶色になり泡が落ち着いてきたら、鶏むね肉を皮目から焼いていきます。皮目に焼き色がついたらひっくり返し裏面も焼き色が付くまで焼きます。両面焼き色が付いたらバットに一旦引き上げます。
③フライパンはそのまま、スライスしたたまねぎを炒めていきます。玉ねぎ、残りのバターを入れて中火で焼き色がつきすぎないように炒めます。鶏肉の脂や香りを玉ねぎに移すイメージです。玉ねぎを端に寄せ、空いたスペースにニンニクのみじん切り、オリーブオイルを少々入れて香りが出るまで炒め、混ぜ合わせます。
④鶏むね肉を戻し入れ、生クリームを入れ弱火で生クリームを煮詰めつつ、鶏肉に生クリームをまとわせるように火を入れていきます。(生クリームを鶏肉の上にかけるようにして火を入れます。アロゼです。)
⑤生クリームが煮詰まってきたら、水を50cc程度入れてそのまま弱火でアロゼしながら鶏肉に火を入れ続けます。
⑥鶏肉を戻し入れてから12分~13分で鶏肉の火入れが完了します。完了直前で絞ったレモン汁を入れ、混ぜ合わせます。鶏肉を戻し入れたら火は弱火で。強火にするとぱさつきますので注意です。
⑦鶏肉をお好みの大きさにカットし、お皿に盛り付け、ソースをかけて最後にパセリを振ったら完成です。
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