全国のホタルイカの沖漬けファンのみなさんおまたせいたしました。
そう!今日はホタルイカの沖漬けのレシピの紹介をしていきたいと思います。
ホタルイカの沖漬けは好きな人多いですね。もちろん私も大好きです。日本酒と一緒にいったら最高ですね。
もちろん市販のものでも美味しいのですが、生ホタルイカを自分で漬けると市販品の13倍は美味しいです。
これ本当なんで、すごくみんなにも食べて欲しいなって思います。
ホタルイカの沖漬けを仕込んだら冷凍して知り合いに配ったりしています。
春といえばホタルイカ。こやつらが市場に並ぶとワクワクしてしまいますね(笑)
ホタルイカで有名な富山県では3月1日から漁が解禁され旬を迎えます。
漁期間が3月上旬から5月までと定められていますし、養殖が難しいので実質今の春の間しか食べられない貴重なイカなのです。
ホタルイカは春に生まれてたったの一年で一生を終えてしまいます。これが漁期間が定められている理由ですね。
ホタルは刺し身でも食べれるイカですが、旋尾線虫という寄生虫がいる可能性があるので内臓の生食はしてはいけません。
旋尾線虫は
・沸騰したお湯に投入し30秒以上、中心温度60度以上で処理
・-30℃の低温で4日間以上、-35℃では15時間以上、-40℃で40分以上凍結処理
すると死滅します。
その為、沖漬けなどの生食する場合は冷凍処理が不可欠となります。
この寄生虫はアニサキス同様に腸管壁への侵入のみならず、腹、背、腰部の皮膚組織内への移行をするので危険な寄生虫です。
冷凍するか、熱を加えるかで確実に死滅しますので、適切な処理をして美味しく食べましょう。
このレシピはすぐ食べないで冷凍保存していつでも好きな時に食べる事を想定したものです。
すぐ食べる場合は先にホタルイカを冷凍してから調理するとよいと思います。
ホタルイカの沖漬けを作る際の困ったポイントがありまして、そう冷凍温度なのです。家庭用の冷凍庫は-18℃程度なので寄生虫が死滅できないんです。
私も家ではできないので友人の業務用の冷凍ストッカー(-40℃)を使わせてもらって冷凍しています。作ってみようかなって思った人はこのハードルをクリアしなくてはいけないのでご注意くださいませ。
そして購入場所についてですが、残念ながらスーパーで見かけた事はありません。なんでかわかりませんが(下処理が面倒だったり、単純に売れないんですかね?)非常に残念です。
近くに魚市場がある方はそういったところに行くと購入できますね。
ちなみに私は足立市場、松戸南部市場、船橋市場では毎年販売を確認しています。上野の吉池では確認していませんが恐らく時期には売っているのではないかなと思っています。売ってなかったらごめんなさい。リンク貼っておくのでよろしければどうぞ。
東京都中央卸売市場 足立市場
東京都足立区千住橋戸町50
松戸南部市場
千葉県松戸市松戸新田30
船橋市地方卸売市場
千葉県船橋市市場1丁目8−1
吉池
東京都台東区上野3丁目27−12
スーパーに並ぶボイルホタルイカを酢味噌で食べても美味いでのですが、ハードルがクリアできる状況でしたら、ぜひこのホタルイカの沖漬けにチャレンジシてほしいなと思います。
それではレシピの紹介をしていきます。
材料
調理時間:15分 漬け込み一晩+冷凍時間
・生ホタルイカ……2トレー(42杯)
・酒……100c
・醤油……70cc
・みりん……70cc
・だし昆布……2cm角1枚
作り方
❶つけダレ作り 小鍋に酒、みりんを入れてアルコールを飛ばします。沸騰したところに火を近づけるとアルコール分に引火し激しく燃えますのでご注意ください。怖い場合は弱火でそのまま3分位沸騰させてアルコールを飛ばしてください。
❷アルコールを飛ばしたら、醤油を入れてひと煮立ちさせ、火を止め、だし昆布を投入します。粗熱が取れたらつけダレの完成です。
❸ホタルイカの下処理 ホタルイカの沖漬けでを食べる時は、目と口は口当たりが悪いので取り除きます。ピンセットでやると細かく作業できるのでいいです。面倒な場合は素手でも可能です。下処理が終わったら水で汚れやぬめりを取るようにやさしく洗います。
❹ホタルの下処理が終わったら、粗熱が取れたつけダレに漬け込みます。1日漬けるとよいです。
❺1日たち、つけ終わったら小分けにして(1回で食べれる程度の量)冷凍します。
料理のコツ・ポイント
・最初に冷凍してから解凍して作るレシピが多いですが、一度に沢山食べれないので、下処理してつけダレに漬けたものを小分け(5尾位)にして冷凍するとすきな時に解凍してすぐ食べられるのでとても便利です
・ホタルイカの内蔵には寄生虫がいる可能性があるので、必ず冷凍処理をしてください。
・-30℃以上の冷凍庫が最もハードル高いので、頑張って探してください。
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