春になるとスーパーや八百屋の店頭に並ぶたけのこ。生のたけのこはあく抜きが少し面倒ですが、真空パックされた水煮のたけのことは香りや食感がまるで違いめちゃくちゃ美味しいです。
あく抜きしたたけのこで、たけのこご飯、メンマ、味噌汁、土佐煮、きんぴらなどいろんな料理ができます。大きめのたけのこを買っていろんな料理を作るのもいいですね。
私は王道のたけのこご飯がやっぱり好きですね。出汁も昆布とかつお節からしっかりとると上品な美味しさになり何杯でも食べれちゃいます。
熊五郎家では一回に必ず4合分作るんですがほぼ1日でなくなります(笑)みんな好きです。
そんな消費できないって人は量を半分にして2合でもOKです。食べきれない場合は冷凍しても大丈夫ですので多めに作って冷凍ストックもOKです。
春の味をぜひお試しください。
※たけのこご飯に限らず、炊き込みご飯系の注意点ですが、調味料に醤油や塩を使う事が多いと思いますが、これらを加えた水は浸透圧が高くなります。
どういうことかというと、米の芯まで水がいきわたらなくなり炊き上がりが硬いご飯になります。
そのため調味料を入れる前に米に水を浸水させる時間(60分程度)が必要です。これやらないと本当に硬くなるので浸水は必ずするように。
かつお出汁を使うとさらに美味しくなります!
かつを出汁のとり方を本文最後の関連記事としてリンク貼ってあるので、そちらもどうぞ!
それではレシピの紹介です。
作り方
調理時間:30分
【材料】
量が多い場合は半分の2合分でもOKです。
材料はすべて半分でOKです。
・米……4合
・ゆでたけのこ……400g
・油あげ……1枚
・■だし汁……600ml
・■醤油……大さじ5
・■みりん……大さじ5
※たけのこは中サイズなら1本~1/2本程度の量です
※だし汁は昆布だし・本だしなどの出汁のもとでもOKですが、昆布・かつお節からとった出汁だと上品に仕上がって美味しいです
【作り方】
❶米の下準備 米に調味料を入れる前に、洗ってから1時間ほど浸水させておきます。浸水させることで米に火が通りやすくふっくら炊き上がります。
❷たけのこの下処理 あく抜きした状態のものを使う前提です。 たけのこの時期はたけのこ感をしっかり味わいたいので、大きめに切るのがおすすめです。たけのこは穂先が柔らかく、根元に行くにつれて硬くなります。
なので、穂先は繊維にそって5㎜程度の幅で縦切、根元は繊維を断つように5㎜幅で切り、繊維の方向を意識して切ると食感のバランスがよいです。
❸油揚げは5mm角のみじん切りにします。
❹米が浸水したら、一度ざるなどにあげて水気をしっかり切ります。水気が取れたら炊飯器の内釜に入れます。そこに醤油とみりんを先にいれ、だし汁を白米の4合の目盛りまで注ぎます。
だし汁は600mlと書きましたが、内釜の目盛りを優先させてください。入れたらよく混ぜあわせ油揚げとたけのこを米の上に入れます。(油揚げとたけのこはまぜなくてOKです)
❺炊飯器のセットが完了したらスイッチをON!ご飯が炊けたら全体を混ぜ合わせ茶碗に盛ってできあがりです。
ポイント
・たけのこは春でしたらぜひ生のたけのこをあく抜きして使ってください。香りも食感も市販の水煮たけのことは違いますよ!
・シンプルな材料なので、だし汁もぜひ、昆布とかつお節から出汁をとって使うとおいしいです!
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