鶏もも肉のバスケーズ(鶏もも肉、トマト、ピーマンの煮込み料理)|レシピ・作り方

この料理をつくろうとしたきっかけ

今回のこの料理ですが、フランスの家庭料理と言われています。鶏肉をメインに夏野菜を使った材料なんですが素材は普通で、スーパーでよく売られている材料で構成されています。今回も城二郎さんのレシピを参考にしているんですが、夏野菜が美味そう!ってシンプルになったので作ってみました。

最近すごく思うんですが、世の中にはいろんな料理研究家さん、シェフ、一般の主婦、ユーチューバー、ブロガーなど本当に様々な方々がレシピを紹介してくれています。
ユーチューブ、クックパッド、クラシル、デリッシュキッチン、楽天などレシピを掲載している媒体も様々ですね。

これだけあると、逆にどのレシピを選べばいいのかなって?なりますね。そんな時、私の場合は材料を見ることが多いですね。簡単、時短レシピ系が流行りというか見ている人の分母って多いと思うんですけど、それ系の場合の材料はシンプルな傾向ですね。こだわりの材料が少なかったりするんですよね。

後に今回の鶏肉のバスケーズのレシピの材料は紹介しますが、城二郎さんの場合、生ハム、トマトペースト、タイムを使うんですね。
いずれもスーパーで購入できる材料ではあるんですが、生ハムはハムで代用できるし、トマトペーストはトマト使えばいいのになんでいる?タイムは瓶に入っている乾燥じゃだめなの?どうしてもいる?とか代用可能な物があるのにあえてそれを使う。これにはやっぱり理由があるんですよね。

シンプル材料の料理でしたら、こういった所は代用材料を使う事が多いのだと思います。
でもこういった細かい所をよりフレッシュな材料を使う事により、香り、コク、深み、など味を構成する上で確実に数段料理のレベルがアップする材料になるんですよね。

簡単な例を出すと、にんにく、しょうがですね。にんにくしょうがはチューブで代用できるのですが、フレッシュの物と比べると天と地の差があります。


やっぱりフレッシュは香り、風味が格段に違うんですね。なので私はにんにくしょうがは絶対にチューブは使いません。必ずフレッシュな物を使います。こういった所は何気にこだわっている所なのかもしれないですね。ただ、にんにくは青森県産のをまとめて買って皮付きのまま冷凍してます。

※偉そうな事を言っておいてなんですが、今回城二郎さんのレシピでは、唐辛子にフランスバスク産のとうがらし 「ピマンデスペレット」を使っています。

すいません、これは諸事情により使いませんでした。50g一瓶で3,456円と結構高い…。その為今回はこれについては購入を断念しました。https://aimons-net.com/SHOP/ma_pd.html 気になる方はどうぞ

この唐辛子調べると、フランスバスクの小さな村エスペレットが誇る唐辛子で、フランス・バスクを代表する香辛料。バスク地方では、胡椒のかわりに使われるほどポピュラー。
フランス・バスクのエスペレット村を中心に、10の村で生産されるパプリカにのみ「A.O.P.(産地呼称)」が認められており、高品質の証。唐辛子ほど辛くなく、爽やかな旨味のある辛さが特徴です。
と記載があります。

コレめちゃくちゃ美味しいやつなんだと思います。いつだって高価な香辛料の効果が抜群な事が多いんです。これは気になるので今後購入を考えたいなと思います。

いつもながらだいぶ話が脱線しましたが、美味しいものを作るなら生姜、にんにくはフレッシュな材料を使うべし。これが言いたい所ですかね。


こういった私自身の考えなんかもちょこちょこ入れて今後もお話しできればなって思っています(笑)

料理のコツ・ポイント

①鶏肉は1枚を4等分位にし、皮目はパリッと焼き色をしっかりつける。

鶏肉は皮目をしっかり焼いてからひっくり返してください。オリーブオイルを引いて鶏肉を皮目から入れたら、焼き目がしっかりつくまでそのまま触らないのが◎また後々煮込むので完全に火を通す必要はありません。

②ピーマンは緑と赤の両色を用意

ピーマンは緑と赤、両方用意できるとよいです。赤ピーマンが売ってなければパプリカでOKです。彩りが大事なので、緑と赤両方がよいですね。

③トマト、トマトペーストの余計な水分を飛ばす

トマト、トマトペーストをフライパンに入れる時は野菜を端に避け、他の食材にトマトの水分がいかないように、炒めて余計な水分を飛ばしてから野菜と混ぜるとよいですね。
  

【鶏もも肉のバスケーズ】の作り方

材料

  • 鶏もも肉 2枚(500g~600g程度)
  • 赤ピーマン3個(パプリカでもOK)
  • 緑ピーマン3個
  • 玉ねぎ  1/2個
  • 生ハム  2枚
  • ニンニク 1かけ
  • トマト  1個
  • トマトペースト 10g
  • タイム  2枝
  • 白ワイン 60ml
  • 水  100ml
  • オリーブオイル 50ml

作り方の工程

①鶏もも肉の下処理。余分な脂、筋を取り除き、鶏もも肉1枚を4等分位に切り分け両面に軽く塩をふる。

②玉ねぎ、ピーマン、生ハムは食感を残したいので5mmから1cm程度の少し厚切りにスライスする。トマトは湯剥きして1cm~1.5cm程度の角切りにカットする。にんにくは皮と芽を取り除きスライスする。

③鶏もも肉を皮目からカリッとするまで焼き目を入れる。裏返し軽く焼いたらフライパンから引き上げる。この時完全に火が通ってなくてOK(後に煮込んで火を入れる)フライパンの脂は取っておき、汚れはキッチンペーパーなどで拭き取る。

④汚れを取ったらフライパンを弱火にし鶏を焼いたオイルを少量入れ、生ハム、にんにくの順で炒める。にんにくは焦げやすいの生ハムを先に炒める。

⑤玉ねぎを入れ軽く塩をふる(生ハムの塩分があるので塩は入れすぎないように軽くでOK)その後ピーマンを入れ炒める。

⑥全体にしんなりしてきたら、フライパンの中の野菜を全て端に寄せ、スペースをあける。スペース開けたら所にトマトを入れ余計な水分を飛ばすように炒め、タイムを入れる。トマトの水分が飛んだら、同じようにトマトペーストのスペースを開けて再度水分を飛ばすように炒める。

⑦余分な水分が飛んだら、全体を混ぜ引き上げていた、鶏肉を戻し入れます。鶏肉を入れていた入れ物に鶏油が出てますのでそれもフライパンへ投入します。

⑧白ワインを50ml入れアルコールを飛ばします。アルコールが飛んだら水を100ml入れアルミオイルなどでフタをし3分程蒸し煮にします
仕上げに一味唐辛子を入れ、オリーブオイル50mlを回し入れ、最後に乳化させれば完成です。

このレシピまじで野菜が美味いんだよね。なんでこんなにうまくなるのか不思議でしょうがない。

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