この料理の概要
今回の食材はカブのみなんですが、カブの掃除の方法をユーチューブで見ていて、前菜などにこのカブ料理出せたらいいなと思いました。
野菜のみで旨味を引き出していくので、割と軽い仕上がりで重くなくこういった野菜の料理喜ばれるんじゃないかという事でね。作ってみました。
カブの茎は筋も多く結構捨ててしまう事も多かったんですが、このレシピでは鶏ガラスープ、塩と一緒に炒める事で、茎の苦さを抑えつつミキサーにかけ裏ごしする事で、食感なめらかなソースになりました。
手間はかなりかかるんですが、食材を一切無駄にせず捨てる所がほとんどないところも素晴らしいなと思った所です。
少し時間はかかりますので、週末や時間がある時にゆったり作るのがよいですね。
カブってこんな美味かったのと度肝を抜かれた丸ごとカブのオーブン焼きぜひ作ってみてください。
参考動画 城二郎シェフ
【シェフの技】プロはここが違う<素材の持ち味を引き出す>カブの調理法
料理のコツ・ポイント
①カブの掃除をする際は土をしっかり落とす。
カブは茎の間に土が入り込んでいます。ボールに水を張り浸すことで茎が開き土が取れやすくなります。
【カブの丸ごとオーブン焼き】の作り方
材料
- カブ(小さめがおすすめ) 4個
- 白ワインビネガー 小さじ1/2
- オリーブオイル 大さじ1
- 鶏ガラスープ 100cc
- バター10g
作り方の工程
①カブの掃除をします。ひげ根を落とし、茎を落とすのですが茎を少し残します。茎の付け根の筋が多い部分を取り除き水をためたボールに浸し土を落とします(15分位)
②切り取った茎と葉を適当な長さに切り落とし、こちらも水洗いして水をためたボールに浸し土を落とします。(15分位)
③ ①のカブを水から引き上げ茎と茎の間の取りきれなかった土を金串、竹串等で掃除します。水道から水を出し水の勢いを使って掃除すると土が取れやすいです。
④ピーラーでカブの皮をむきます。皮は後で使うので捨てないで取っておきます。むいた皮を小さめに刻み白ワインビネガー小さじ1/2とオリーブオイル大さじ1、塩ひとつまみを混ぜ合わせ落としラップをして馴染ませます。
⑤ ②の茎の水気を取り、フライパンで炒めます。オリーブオイル入れ茎を炒め塩を振ります。火が入ったら鶏ガラスープ100ccを入れ、茎がスープを吸ったところで引き上げミキサーにかけ裏ごしをしてピューレ状にします。
⑥アルミホイルを広げ、オリーブオイルをホイルにたらし、まんべんなくカブにまとわせ、カブの重量の1%の塩を振ります。アルミホイルでくるみ、茎の部分が下にになるようにホイルで土台を作り自立するようにします。
オーブンで焼く時に、カブが鉄板に触れることなく均一に火が入ります。
⑦バット等に並べオーブンで170℃40分程度焼きます。40分経ったら金串、竹串などでカブにすっと刺さったら焼き加減はOKです。
⑧ホイルを取り、カブを半分にカット(カブが大きければ1/4)にして、フライパンにカットした断面をバターで香ばしく焼き上げ、裏面も軽く焼き、塩、白胡椒で味を整えます。
⑨ミキサーにかけた茎のピューレソースをお皿に敷き、その上に細かく刻んでマリネしたカブの皮を散らし、その上にローストしたカブを添えれば完成です。
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