今回の料理の概要
ローストビーフは食卓に並ぶとすごく豪華な感じがしますよね。
友人同士で集まるご飯会や、ちょっとしたパーティーなど喜ばれる料理です。
それで一概にローストビーフと言ってもローズマリー、タイム、ニンニクなどを使った洋風のものから
今回のような醤油、みりん、砂糖をソースに使ってわさびと一緒に食べる和風テイストのものもあります。
火入れも、湯煎、オーブンなどなど組み合わせがたくさんあってどれが本当にいいのやら迷ってしまう方が多いんじゃなかなーと。
という訳で、色々なレシピでローストビーフを作りましたが、簡単、早い、美味しい和風ローストビーフを紹介していきたいと思います。
【参考動画】クラシル
【和の鉄人】道場六三郎の弟子・舘野雄二シェフによる「ローストビーフ丼」の作り方 |クラシル
料理のコツ・ポイント
①牛肉のおすすめは国産和牛のモモブロックです。
私がよく材料として使うのはOKストアの【国産和牛黒毛 A5 ももブロック】です。100g/550円程度で購入できます。赤みと脂のバランスがよくおすすめです。
もちろんオーストラリア産の赤身肉で作っても美味しいのでお好みでどうぞ。
覚えておきたい調理技術
牛肉の加熱温度は中心温度75℃で1分以上と同程度の加熱が必要である。
低温調理(湯煎)では水の温度を75℃にしたものに肉を入れたとしても肉の中心の温度はすぐに75℃になりません。
人がお風呂に入った時、表面は温まるけど体の芯まではすぐに温まらないのと一緒の原理です。
肉も同様で表面の温度が上がり、中心の温度が75℃になるまではかなり時間がかかります。
食中毒になる危険性があるので、この辺りはしっかり基本的な知識を学んでから調理する事をおすすめします。
【コレが一番簡単・早い・美味しい!和風ローストビーフ】の作り方
材料
・牛もも肉ブロック 300g
【タレ】
・醤油 30ml
・みりん 60ml
・酒 90ml
【仕上げタレ】
・砂糖 大さじ1.5
・醤油 大さじ1
作り方の工程
①タレ作り 鍋に醤油30ml、みりん60ml、酒90mlを入れ弱火で3分軽く沸騰させアルコールを飛ばし、火を止め粗熱がとれるまで冷まします。
②肉処理 肉に塩、胡椒を振りフライパンで肉の周り(全面)に軽く焼き目をつけます。ここでは肉汁の流出を防ぐ為に周りを軽く焼き目をつけます
③ ②の肉を冷ましてから、ジップロックに入れ①のタレを入れて空気が入らない状態を作ります。
④大きな鍋に水を入れ68℃で30分湯煎します。温度計はダイソーなどでも購入できるのでご用意を。
粗熱を取り冷ましたら冷蔵庫で2日間寝かせます。2日間寝かせる事で内部の肉汁の流出を防ぎ、タレ味を染み込ませます。
⑤2日経過したら、ジップロック内の液体大さじ3、砂糖大さじ1.5、醤油大さじ1の比率で、液体が対流する位の火加減で3分煮詰めます。細かい泡でとろっとするまで煮詰めます。
⑥盛り付け グリーンリーフなどを添えると彩りがきれいでローストビーフの赤みが生えるのでおすすめです。わさびもお好みで添えてお召し上がりください。
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