今回の料理の概要
先日投稿したさつまいものポタージュが好評だったんですが、
冬なので温かいものが人気あるのかなと思いまして今回はポトフにしました。
このレシピを作る前はポトフってただの野菜スープってイメージだったんですが、
実際作ってみて思う事は、結構手がかかるなーという事と、食べてみてこれは今まで食べてきた野菜スープではないなと思いました。
野菜の表面をローストする事と、野菜の端材を使って出汁を取るという事がポイントなんですが、この工程をするだけで仕上がりに大きな差が出るんですね。
ロースした香ばしい風味が液体に見事に移っていてこれはうまい。さらに野菜の端材からの出汁効果で野菜感が倍増しています。
時間がかかるレシピなので、休日にゆったり作るといいかなと思います。
ちなみに今回は城二郎さんのレシピです。
本家ではベーコンを使うんですが、私は鶏ももが美味しそうかなと思いここだけ変更しました。
【参考動画】
1日3食これだけでいける美味さのフランス式おでん【ポトフ】
ぜひこちらもご視聴ください。
料理のコツ・ポイント
①野菜の端材は捨てないで全部使って野菜出汁を取る
野菜の下処理でた端材を全てかき集め出汁を取ります。野菜出汁で野菜を煮込むという一切無駄がなくて、野菜の旨味全開のレシピです。
②野菜をロースして香ばしく仕上げる
野菜をローストする事で香ばしい香りが液体に移ります。これをやる、やらないで仕上がりがまったく異なるもになりますので、手間がかかる部分ではありますが、
ここがポイントです。
覚えておきたい調理技術
①野菜の焼き目が付くまでの時間が野菜によって違う
これは技術ではないですが、野菜それぞれが持つ水分量などの違いで、焼き目が付くまでの時間が全然違うんです。意外とこれが面白いというか、へー!そうなんだって感じだったので実際にやってみてよかったです。
【野菜の廃棄部分ゼロ!まるごと野菜の焼きポトフ】の作り方
材料
- キャベツ 1/2個
- じゃがいも 3個
- カブ 3個
- 人参 2本
- 玉ねぎ 1個
- 鶏もも肉 300g
- ソーセージ 4本
- ローリエ 1枚
- にんにく 3かけ
- 白ワイン 200ml
- パセリ 適量
- マスタード 適量
作り方の工程
①野菜をカットします。キャベツは芯を残したままざく切りに、玉ねぎも芯を残したままくし切りに、人参は皮を剥いて1/6カット、カブは少し茎を残して茎の間の土を洗い流し1/2カット、じゃがいもは皮を綺麗に洗い1/2サイズにカット、にんにくは皮を剥いて半割に、ソーセージはそのまま4本、鶏もも肉は筋、軟骨、余分な脂を取り除き1/6カットに。全体的に小さくカットすると煮込んだ時に行方不明になるので大きめにカットする事をおすすめします。
② ①の野菜をカットした端材は全てとっておき出汁を取ります。野菜の端材、塩、ローリエ、水を鍋に入れ出汁を取ります。
③野菜をローストします。野菜によって焼き目が付く時間が違うので1種類づつローストした方が失敗しずらいと思います。野菜は全て塩を軽く振ってローストします。ソーセージ、鶏もも肉にも焼き目を付けます。
④にんにくをロースして香りが出たら、白ワインを200ml入れアルコールを飛ばし1/4位の液体量になるまで煮詰めます。
⑤野菜出汁を濾します。煮込む用の鍋にローストした野菜等を入れ、野菜出汁を入れます。野菜からも水分が出るのでひたひたになるまで入れずに2/3位でOKです。
⑥30~40分煮込んだらオリーブオイル1周回しかけて完成です。
⑦盛り付け 野菜を立体感を出るように盛りスープを入れ、パセリをかけ、粒マスタードを添えたら完成です。
この記事へのコメントはありません。