今回の料理の概要
冬に食べたいのがこの豚汁。
定食屋さんに行くとつい頼んでしまいます。友人から松屋の豚汁の再現をして欲しいと依頼があり早速作る事にしました。
おそらく豚汁を調べているうちに松屋ではなく違う形の豚汁になるんだろうなと実は思っていました。
ユーチューブで色々見ているうちに、予想通り違う形の豚汁になりました(笑)
いろんなアイデアをぎゅっと詰め込んだ今回の豚汁。
これはかなり美味しい豚汁になったのでちょっと時間かかりますが、ぜひ試してみて欲しいです。
甘酒の隠し味ですが、缶を1本買うだけなので必要な材料は普段の豚汁とかわりありません。
今回の豚汁を作るに辺り、特に参考にした2つの動画ありますので紹介します。
【参考動画】リュウジのバズレシピさん
①ただの『肉入り味噌汁』じゃない、本当に旨い『豚汁』の作り方【至高の豚汁】『Pork miso soup』
【参考動画】幸生学長
②ごめんなさい。プロの【豚汁】知ったら他の食べれません
料理のコツ・ポイント
①ごぼう、にんにく、生姜、豚肉は香ばしい焼き色を付ける。
材料にしっかり焼き色が付くまで炒める事で、香ばしい美味しさがスープにに移ります。【H3】②素材の焼き色の付け方
焼き色のポイントは火にかけた食材をあまりいじらない事。
今回のごぼう、豚肉がそうなんですが、フライパンに入れたら軽く混ぜ油を馴染ませます。そしたら焼き色が付くまで触らない事です。
たまに焼き色が付いたかなーって焼き面を確認してついたら返して、まだならそのままです。頻繁にひっくり返したり混ぜると焼き色や焦げ感がつきにくいです。
覚えておきたい調理技術
ポイントでも紹介しましたが、素材の焼き感の出し方ですね。
素材毎にしっかり焼き色を付ける事で、見た目も美味しく風味がまったく異なります。
素材を丁寧に焼く事で、豚汁の場合は仕上がりの液体の風味に変化が出ます。
適当に入れて茹でるように作った豚汁と、丁寧に素材を焼いてから煮込んだ豚汁はほんとに別物です。
覚えておきたい調理技術
里芋の皮むき
里芋はねばねばつるつるで、非常に皮が剥きづらいんですよね。そんな里芋は軽く切り込みを入れてから鍋で茹でると皮がつるっと剥きやすくなります。
小さい里芋なんかの時は剥きづらいので良い方法です。ただし、水を吸って多少水っぽくなるので汁物向けにはおすすめです。
【香ばしい風味と甘酒のコクで仕上げた至高の豚汁】の作り方
材料
【具材】
- 豚バラ 400g
- 里芋 300g
- ゴボウ 200g (1本)
- 大根 300g(1/2本)
- こんにゃく 250g
- にんじん 150g(1/2本)
- しいたけ 6個
- 長ネギ 1本
- ゴマ油 大さじ1
- 生姜 20g
- にんにく 2片
【だし】
- 水 2リットル
- かつお節 20g (なければ白だしでOK)
- 白だし 大さじ4(かつお出汁がない場合)
- 味噌 大さじ8
- みりん 大さじ4
- 酒 大さじ4
作り方の工程
①野菜のカット 大根、にんじんは皮をむきイチョウ切りに。生姜、にんにくはみじん切りに。ねぎは白い部分は斜め切りに、青いところは薄めの輪切りにします。
こんにゃくは面倒なので包丁で適当な大きさに切ります(笑)くさみが気になる方はぬるま湯で洗うとこんにゃくの臭みあが抜けます。ごぼうは泥を落として端を落とし斜め切りにします。
②豚肉に塩を振り(400gの豚肉に対して3つまみ程度)下味をつけます。15分程すると表面に水分がでるので拭き取ります。
③かつお出汁を作ります。材料がない場合は水に白だしや本だいを使えばOKです。水2リットルを沸騰させる直前で火を止め(85℃)、かつお節20gを入れ5分そのまま待ちます。ザルで漉したらかつお出汁の完成です。
④フライパンを中火にしごま油大さじ1を入れてごぼうを炒めます。ごま油を絡ませ、あまり混ぜないようにし表面に焼き色をつけます。両面に綺麗な焼色がついたら一旦バット等に移します。
⑤ ④のフライパンにに油を足して、にんにく、生姜のみじん切りを入れ香りがたったら豚バラ肉をいれます。肉に油が満遍なく回ったらこちらもあまりいじらずに焼き色をつけていきます。
⑥豚肉に焦げ目が付いたら、里芋、大根、こんにゃく、にんじん、しいたけ、長ネギの白い部分の方を入れ全体に油が馴染ませながら炒めます。
⑦かつお出汁2リットルを鍋に入れ(水でもOK 水の場合は白だし大さじ4)、味噌、みりん、酒各大さじ4を入れ一度沸騰させ軽くアクを取ります。
⑧沸騰したら火を弱めて20~30分煮込みます。煮込み時間が終わったら、残りの味噌大さじ4を混ぜ合わせ火を止め、青ネギの輪切りを入れて予熱で火を通して豚汁の完成です。
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