今回の料理の概要
唐揚げに関しては何十回も作ってどのレシピが一番美味しいのだろうかと今まで随分と試行錯誤してきました。
その中でも比較的カンタンで美味しいリュウジさんの至高の唐揚げが個人的には好きでした。
ただ手間をかけた唐揚げはもっと美味しくなるんじゃないかと色々と探して試してみました。
ですが唐揚げは特に手間をかけるポイントがなく、下味の調味料の違うパターンがほとんどでした。
そんな中、鶏肉をブライン液に付けるレシピに出会いこれはぜったい美味いとすぐに分かりました。
私自身、フライドチキンのレシピを公開しているんですがその仕込み段階でブライン液に漬け込むという工程があります。
肉に下味を付け、鶏肉の保水力をアップさせる事で、よりジューシーに。これが重要ポイントになる事をよく知っていました。
そんな分けでこの唐揚げを作った所、ジューシー感は今までの唐揚げの中でダントツ1位になりました。
本当に美味しかったので、これはみなさんにもという事で今回紹介していきたいと思います。
【参考動画】
【板前の新技術】肉汁100倍で超サクサクする秘密の下ごしらえ
料理のコツ・ポイント
①鶏肉を30分ブライン液に漬ける
カットした鶏肉をブライン液に30分漬けることで、鶏肉の保水力がアップし柔らかくジューシーに仕上がります。
②唐揚げ粉をつける時は鶏肉の皮が外面にピンと張るようにして丸く成形する。
丸く成形する際、皮が張っていなかったり、丸めた中側に皮が入ってしまうと、皮がパリッと揚げられません。皮が外側になるように成形します
覚えておきたい調理技術
ブライン液に漬け込む
コツでありポイントのブライン液に漬け込む事ですね。鶏肉はこの方法で下味を付け、柔らかくジューシーになります。
【危険火傷に注意!】ジューシーすぎる鶏の唐揚げの作り方
材料
- 鶏もも肉 2枚(500g)
- 水 1リットル
- 塩 20g
下味調味料
- 酒大 大さじ1
- みりん 小さじ2
- 濃口醤油 小さじ2
- 塩 塩少々
- 味の素 5振り
- おろし生姜 10g
- おろしにんにく 1かけ
- ホワイトペッパー 少々
- ごま油 小さじ2
唐揚げ粉
- 片栗粉 60g
- 米粉 20g
作り方の工程
①鶏肉の掃除をします。筋、軟骨を取り除き1枚250gの鶏もも肉なら4等分と少し大きめにカットします。
②ブライン液に漬け込む 水1リットルに塩20gを入れよくかき混ぜてからカットした鶏肉を30分常温で漬け込みます。
③下味 唐揚げの下味の材料をすべて混ぜておく。②の鶏肉をブライン液に漬けて30分経ったら水分をしっかり拭き取り、タレと混ぜしっかり揉み込み、落としラップをして15分漬け込みます
④から揚げ粉 片栗粉60gと米粉20gを混ぜ合わせておく(米粉なければ片栗粉だけでもOK)
⑤ ③の鶏肉を④の唐揚げ粉につけます。この時皮面を外側にピンと張るように丸く成形しますが、鶏肉の皮面に粉をまぶし、反対側は丸く成形した後に粉を付けてください。
最初に両面に粉が付くと丸く成形しずらいので、粉をつける前に丸く成形する事で肉同士がくっつき形を維持しやすくなります。
⑥揚げる 油の温度を160℃にして2分半から3分位揚げ一度バット等に取り出し、5分程予熱で火を通します。次に170℃で1分位2度揚げし(衣がきつね色)完成です。
補足
鶏肉をブライン液につける時は常温で漬け込みます。冷蔵庫に入れると鶏肉の温度が低くなりすぎ揚げ時間が少し長くなります。
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