今回の料理の概要
今回は豚肉のアスパラ巻きの紹介です。
と言ってもただの豚肉のアスパラ巻きではございません。
ソースサバイヨンオキュリーというカレー風味の卵ソースと合わせて食べるアスパラの豚肉巻きです。
このソースがめちゃくちゃ美味しいのでぜひお試しください。
ちょっと手間がかかり、慣れないと難しいソースではありましたが、その分美味しさは保証いたします。
ワインとよく合うビストロ的な一品になっています。
おうちご飯会などにはピッタリなメニューなのでワイン会などを行う場合にはぜひお試しください。
【参考動画】白鶴酒造(Georgeさん)
アスパラ愛が深すぎるシェフの逸品「極上の肉巻き 特製ソースを添えて」【白鶴×Georgeのおうちビストロ】
グリーンアスパラと豚バラのムニエル、ソースサバイヨンオキュリー
料理のコツ・ポイント
①卵ソース作りは決して焦らず弱火の湯煎でじっくりと火入れをする。
全卵1個+卵黄1個分に塩、白胡椒を混ぜ合わせ、湯煎している鍋の上にボールを置いて、泡立て器で回しながらゆっくり火入れします。
焦って湯煎の火を中火から強火にすると一気に卵に火が入り固まってしまうのでここは注意が必要です。というか一度失敗しました(笑)ここはとにかく慎重に火入れですね。
②アスパラの根本と皮の端材を使って出汁をとる
アスパラを茹でる水ですが、根本の硬い部分の薄切りと剥いた皮の端材を使って出汁を取ります。この中でアスパラを茹でる事で、
アスパラの風味が数段アップします。野菜をまるごと使うこの方式が素晴らしいと思います。
このソース美味すぎてやばい!アスパラ豚巻き特製ソースの作り方
材料
- グリーンアスパラ 2本
- 豚バラ(薄め) 6枚
- 卵 2個
- オリーブオイル 80cc
- カレー粉 小さじ1
- バター 10~15g
- 水 10cc
- 薄力粉 適量
作り方の工程
①アスパラの根本は硬いので3cm~4cm程度カットします。本体の方は皮が筋っぽいので半分位を目安にピーラーで皮をむきます。
根本の硬い部分は薄切りにし、剥いた皮と一緒に出汁を取ります。野菜も無駄なく使います。
②フライパンに水を入れて、剥いた皮と薄切りにした根本を入れて、2%程度の塩(パスタを茹でるにはしょっぱい位の濃度)と一緒に茹でます。薄切りのアスパラが柔らかくなる位が目安です。
③出汁ができったら、アスパラを茹でます。中弱火程度の火加減で程よく歯応えが残るように1分茹で、引き上げて粗熱を取っておきます。
個人的にアスパラの食感を残したかったので、冷水で冷やし予熱が入らないようにしました。
④ソース作り。ボールに卵1個の全卵と、もう1個は卵黄のみ、塩、白胡椒を入れます。小さめの鍋に水を入れて沸騰させ、沸騰したら弱火にします。鍋の上にボールを置き、湯煎をするようなイメージで
卵に火をやんわり入れていきます。この時卵全体に均一に火が入るように泡立て器で常に卵を混ぜておきます。
⑤ボールの卵がもったりしてきたら火からおろし、泡立て器で混ぜながら、オリーブオイルの半量位までは少量づつ入れて入荷させます。
ある程度入れてうまく乳化できれば残りは多めに入れても混ぜれば問題ありません。
⑥オリーブオイルと乳化ができたソースに、カレー粉小さじ1を入れて混ぜ合わせます。ソースはこれで完成です。
⑦ ③のアスパラの粗熱が取れたら、豚バラで巻いていきます。まずは豚バラに塩、白胡椒をします。豚バラが厚いと写真のように綺麗に巻けないので、薄くて幅が均一の豚バラを買うと巻きやすいと思います。アスパラに豚をまいていきます。豚バラを巻いたら薄力粉を満遍なくまぶします。
⑧フライパンにオリーブオイルを入れ、巻いた豚バラのつなぎ目から焼いていきます。つなぎ目から焼くことで、豚バラが剥がれずらくなります。
香ばしく焼けてきたら次の面をという感じであまりフライパンは揺すらず、接地面毎にしっかり焼き目を付けていきます。
⑨豚バラに全面焼き目が付いたら、バターを入れバターの風味を移していきます。この時フライパンを斜めにし、溶けたバターをアロゼすると見た目が格好いいですね(笑)
⑩しっかり豚バラに焼き色がつき、バターの香りをまとったら盛り付けです。豚バラを巻いたアスパラを盛り付け、上に⑥のソースをかけ完成です。バーナーがあればソースの表面を少し焦がすと◎です。
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