今回の料理の概要
今日はいくらの醤油漬けを作っていきたいと思いますが、素朴な疑問で。
筋子といくらの違いってわかりますか?
筋子は膜に覆われている状態をいい、いくらは膜からほぐした粒の状態の事をいいます。
なのでどちらも同じ鮭の卵という事になります。なので元々は同じなんですね。
いくらはほぐす手間があるので、筋子よりも若干手間賃がかかっているような気がしますね。
いくらの醤油漬けは難しい事は特にありませんので、いくら好きの方はぜひおうちで作ってみてくださいね。白飯に好きなだけいくらをぶち込めるのは自家製ならではですからね。ぜひお試しください。
※筋子にはアニサキスがいる事がありますが、60℃のお湯で1分加熱することで死滅するので、
いくらをほぐしつつ、アニサキス対策もできるので60℃のお湯がポイントになります。
【参考動画】銀座渡利
筋子からイクラを上手に取りほぐす方法!いくらの醤油漬け【いくら丼】と筋子の味噌漬けの作り方
【参考動画】こうせい校長
【いくらの醤油漬け】アニサキスの処理の仕方
料理のコツ・ポイント
筋子をほぐす際は60℃のお湯に入れて、膜からいくらをほぐし取るようなイメージで取る。
筋を剥くようにすると膜がボロボロになってうまく取れません。膜からいくらをほぐしとるようにするとうまく取れます。
筋子の状態からいくらの醤油漬けを作るまで|レシピ・作り方
【H3】材料
筋子 250~300g
醤油 90ml
みりん 22ml
酒 22ml
醤油だれは 醤油4:みりん1:酒1の割合です。作る量にあわせて作ってください。
また、醤油だれは腐るものではないので定期的に作る人はまとめて作ってもOKですね。
作り方の工程
①60℃のお湯を用意します(手を入れて5秒間入れてられない位)筋子を60℃のお湯に入れるとほぐしやすくなります。この時、筋子の膜をいくらから剥がしていくのではなく、いくらの粒をほぐしたり、もんだりしていくと自然といくらがバラけて膜だけが残ります。
全体的に白くなりますが、空気に触れると色は戻るので問題ありません。
②ある程度いくらがほぐれたら、一度ザルにあげてから残った膜や汚れを取り除きます。水の中の方が膜や汚れが取りやすいですが、いくらが水を吸ってしまうので、一度ザルにあげて作業をします。ザルに上げてから残った膜や汚れを取り除きます。
③ある程度膜や汚れが取れたら次は塩水に入れます。真水だといくらが水を吸ってしまうので、3%の塩水を作りその中に入れます。そうすると汚れや潰れてしまったいくらなどが上部に上がってくるので、上部の水と一緒に残骸を流し、ザルにあげて5分程度水切りをします。
④たれ作り 醤油90ml、みりん22ml、酒22mlを鍋に入れ沸騰させアルコールを飛ばします。
アルコールが飛んだらボールに移し替えて冷水のボールに浮かべ冷やします。
⑤ ④の醤油たれの粗熱が取れたら③の水切りしたいくらをつけて完成です。タレの適量はいくらの重さの20%程度です。いくらが250gだったらタレが50g程度が適量になります。かき混ぜて2~3時間程度寝かせたら完成です。
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