今日はチャーシュのレシピを紹介していきたいと思います。
チャーシューはかなりたくさんのレシピがある料理の一つです。
・最初に豚を水で数時間煮てタレに漬け込む方法、
・はじめっからタレで煮込んでそのまま完成させる方法、
・最初にアク抜きをして、タレで漬け込んで煮て行く方法。
などなどチャーシューと言ってもこれ以外にももっとたくさんの作り方があります。
時間軸で見ていっても、なるべく時間をかけないで作りたい人、美味しければ時間はいくらかかってもよい人ここも好みが分かれるポイントになります。
さらにチャーシューに使う肉の部位。これもバラ肉派、モモ肉派、肩ロース派等にわかれています。
このようにチャーシューは調理方法、調理時間、素材の選定などかなり沢山の選択肢の中から選ぶ事になります。
でもね、正直最終的には美味しくて、自分の好きなやり方をすればよいと思います(笑)
なので色々と試してみて気に入った方法を探してみてくださいね。
さて、今回の熊五郎チャーシューの方法はこんな感じで作ってみました。
①最初に肉を下茹で(アク抜き)し、チャーシューダレで煮込んでいく方法です
②今回の調理時間はタレに煮込んでいる時間が4時間です(非常に長いですが弱火でフタして放置プレーです)
③部位は【国産豚肩ロース肉】【米国産豚バラブロック肉】【国産豚バラブロック肉】の3種で比較してみました。
それではレシピの紹介です。
材料
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調理時間:4時間以上
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【材料】
・国産豚 肩ロース肉……500g
・国産豚 バラブロック肉……400g×2
・米国産 バラブロック肉……500g×1
【チャーシュタレ】
・1.5リットル分
作り方
❶肉にネットやたこ紐を巻きます。米国産豚バラ肉はあえて紐を巻かないで作ります(面倒な方は巻かなくても作れます)
・国産豚肩ロース→はじめからネットに入っているものを買いました。
・国産豚バラブロック→ラーメン屋さんのようなロールチャーシューを作りたいので巻いてタコ紐で縛りました
紐の結びかたは最初は動画で見てましたが、適当にぐるぐる巻いて取れなければ大丈夫なのがわかってからは適当に巻くことにしました。
・米国産バラブロック→あえて何もしませんが、ポイントを押さえれば崩れず美味しくいただけます。
❷肉のアク抜き 肉の下準備ができたら大きな鍋に水を沸騰させ肉を投入し15分程度アク抜きを行います。終わったらバット等に移動し表面の余分な水分や湯気を飛ばします。
❸肉の焼き付け(型崩れ防止)フライパンで肉の全面を焼き付けていきます。焼き付けは煮た時に型崩れ防止の為にしますが、紐で縛ったり、ネットがある場合は省略も可能です。
米国産の豚バラ肉は今回紐で縛っていないので、しっかり焼き付ける事で崩れないようにします。(今回の肉の中で一番小さく切ってあるので最終的にめちゃくちゃ柔らかくなります)
❹鍋にチャーシュだれと焼き付けたお肉たちを入れてひと煮立ち(タレの量は肉がかぶる位必要なので、鍋の大きさや形状も考慮するとよいです。)アクをとったら落し蓋(キッチンペーパーでも可)とフタをして弱火でコトコト煮込んで行きます。
❺途中鍋の様子を見ながら、ものすごい量の油が表面に浮いてくるのでキッチンペーパーを交換してあげます。キッチンペーパーが落とし蓋の役割+アク、油の吸着もしてくれますのでたまに交換してあげてください。
❻煮込み時間が長いので、道中鍋底に焦げ付きないかたまに肉をひっくり返したりして、様子を見てあげてください。今回のレシピではフタをして煮込むので蒸発しにくく焦げにくい方法にはなっています。
❼煮込みが終了したら火を消してそのまま放置します(4.5時間位)この状態だとまだ肉の内部にタレが染み込んでいません。料理全般に言えることですが、味は冷める時に染み込んでいくのでゆっくり冷まして行きます。
❽完全に冷めたらようやく完成ですが、この状態で切ろうとすると柔らかくてボロボロになり綺麗に切れないで注意です。またかなり崩れやすいのでトングなどで優しく扱ってください。十分に冷めたら次は冷蔵庫でしっかり冷やしてから切るようにしてください。冷やしてからだと綺麗に切れます。
料理のコツ・ポイント
・紐で巻かなくても焼き付けをしっかりする事で型くずれを防止します。
・できたらすぐ切らないで、常温で冷まし味を染み込ませ、次に冷蔵庫でしっかり冷やす事で綺麗に切れるようになります。
・タレは再利用できるのでペットボトルに入れて冷凍保存すると次回また使えます。
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