この料理をつくろうとしたきっかけ
もともと、カツオと昆布で出汁を取った、和食での野菜の揚げ浸しが好きなんですが、これをチキンブイヨンでやったらどうなるか、バジルの香りが加わったらどうなるか?
を検証する為に作ってみました。チキンブイヨンにフレッシュバジルが入ったら美味しいに決まってじゃんって(笑)
でも実際に作ってみてわかりました。想像の13倍うまかったです。なんていうんでしょうか、チキンと香味野菜の旨味が揚げた野菜に入るだけでただの野菜じゃなくなるんですよね。鶏野菜みたいな(笑)
しかもバジルが香るから白ワインが進みすぎますね。
1日漬け込んで冷やして、夏の暑い日に食べたら最高すぎるんですよね。まさに無限野菜。
こちらのレシピも基本は城二郎シェフのレシピを参考にさせてもらい、チキンブイヨンの部分をアレンジして作りました。
城二郎シェフの元レシピはこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=UA_dHw7DAVQ
【揚げて漬けるだけ】無限に食べれてしまう『やみつき夏野菜バジル』|パンとご飯泥棒|おつまみ作り置きレシピ
チキンブイヨンを取る、野菜の下ごしらえ、揚げる、漬け込むという単純作業ではありますが、全行程を行うとやはりそれなりに時間がかかります。
大体2.3時間位かかり、そっから1日漬け込むとう工程ですね。
ちょっと手間はかかりますが、その分絶対美味しい物ができますのでぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
料理のコツ・ポイント
①チキンブイヨンを作る
このレシピの最大のポイントはチキンブイヨンです。この味が料理のベースになりますので、ぜひ出汁を取って欲しい所です。
②バジルは乾燥ではなく、フレッシュバジルを用意
バジルはこの料理の香りの部分を担う重要な部分です。乾燥バジルではなく、フレッシュバジルを使う事で香りが格段に良くなります。
③ナスやズッキーニには味が入りやすいように切れ込み(隠し包丁)を入れる。
ナスとズッキーニは予め切れ込みを入れる事で、味が染み込みやすく、見た目にも綺麗で美味しそうに見えます。
【バジルが爽やかに香る夏野菜の揚げ浸し】の作り方
①チキンブイヨンの材料
- 【チキンブイヨン】
- 鶏ガラ 300~400g
- たまねぎ 150g(中1個)
- にんじん 100g(小~中1本)
- セロリ 50g(1/3本位)
- にんにく 2片
- ローリエ 2枚
- タイム 3枝(あれば)
- 黒胡椒(ホール又は粗挽き)お好みで
- 水 1L
チキンブイヨンが余ったら、黒胡椒と塩のシンプルリゾット、トマトチーズを入れたトマトチーズリゾットなどにすると美味しいですよ。塩胡椒で味付けしてスープにしても美味しいです。
②野菜と漬込み液の材料
玉ねぎ 1個
ズッキーニ 1本
なす 3個
パプリカ赤・黄 各1個
プチトマト6個
トマト1個
オクラ 5本
ニンニク 1かけ
生姜 5g
☆チキンブイヨン 400ml
☆醤油 大さじ3
☆白ワイン 大さじ3
バジル 8枚
①チキンブイヨンの作り方の工程
①鶏ガラの下処理
鶏ガラについている内臓を取り除き、沸騰しているお湯に10秒程度入れすぐに上げます。最初に取り除けなかった内蔵の残りや血合いを取り除きます。
②野菜の下処理
玉ねぎは皮を剥き半分に、人参も皮を剥き半分または1/4の大きさに、セロリは洗うだけ、にんにくは皮を剥き包丁で潰しておきます。
③圧力鍋に材料を入れ圧力をかけます
圧力鍋に水を入れ、①、②、ローリエを入れ強火で加熱。圧力がかかったら弱火で50分程度加熱します。圧力鍋を使うと圧力の関係で鍋の中では対流がおきないのでスープは濁らず、黄金色の澄んだスープになります
④ピンが下がり圧力が抜けたら、黒胡椒、タイムを入れて5分程香りを液体に移していきます。
⑤ざるで濾したら1番出汁の完成です。
※残りの材料に水を500ml~1000ml程度入れて、再度圧力をかければ、二番出汁が取れます。
②夏野菜の揚げ浸しの作り方の工程
- ・ナスはヘタを取り、斜めに切り込みを入れます(下まで包丁を入れて分断しないように ※画像参照)
- ズッキーニも切れ込みを入れ一口大の大きさに切り分けます(下まで包丁を入れて分断しないように※画像参照)
- パプリカは種と種の周りの白いワタを取り除き、揚げた時に少し歯ごたえが残るように気持ち厚めのスライスにします。
- オクラは板ずりをし、うぶげを除去し、ガクの汚れを切り落とします。
- ミニトマト、トマトはヘタを取り、皮は口に残るので湯剥きします。トマトはくし切りに
- 玉ねぎは大きめのくし切りに。玉ねぎの芯の部分を切り落とすとバラバラになってしまうので、芯は残したままが良いです。私の場合はそれでもバラバラになりそうだったのでつまようじ刺して揚げました。
漬け込液作りの工程
鍋に、チキンブイヨン300ml、醤油大さじ3、白ワイン大さじ3、すりおろしにんにく、すりおろし生姜をを入れ、沸騰させワインのアルコールを飛ばします。
③野菜を素揚げの工程
- 揚げ温度は160℃から170℃程度で、玉ねぎのみ火を通すことで甘みがでますのでしっかり目に揚げます。
- ナス、ズッキーニは金串がスッと通る位ですね。1分位でしょうか。
- パプリカは食感が残る程度で30秒位ですかね。
- オクラは30秒から1分位
- トマト、ミニトマトは揚げすぎるとボロボロになるので、30秒位で十分です。
- 野菜が揚がったら、軽く塩をふり旨味を引き出します。
④漬込みの工程
③の野菜をタッパーなどに移し、漬込み液、バジルをを入れ半日から1日漬込みで完成です。
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