この料理をつくろうとしたきっかけ
豚の生姜焼きは手軽に作れて、好きなのでよく作っています。このレシピに出会うまではこのレシピが好きでした。
クックパッドののバカゾクさんのレシピです。超簡単で速攻できるからですね。
ただこだわりで、生姜チューブの部分はをすりおろし生姜に変更していました。生姜、にんにくはチューブより断然フレッシュを使います。
このレシピがメチャクチャ簡単で美味いんですよね。本当に5分でできますからね(笑)
普段クックパッドはあまり利用しないんですが、唯一この生姜焼きレシピだけは利用させてもらってました。
さてさて、そんな生姜焼きも手軽なだけじゃなく、手間がかかるがものすごく美味しいレシピというのがやっぱり知りたい訳で、
色々ググっていたのですが、やはり今回も城二郎シェフのレシピが出てきてしまうんですよね(笑)食べたい食材はだいたいあるという…。
結論から言いますと、この城二郎シェフのレシピは少し手間がかかるけど、かなり美味いレシピです。
ちょっと生姜焼きの概念が変わりましたね。生姜は使いつつも、やっぱり洋風にアレンジされていて。
玉ねぎみじんに、白ワイン、醤油、マスタード、はちみつ、生姜、にんにく、バターなんかを材料にソースが作られています。
日本のタレと言えば、醤油、砂糖、みりん、生姜なんかの組み合わせが生姜焼きだと思いますが、こっちは白ワインで爽やかな酸味、マスタードでピリッと引き締め、バターでコクを出す。そして玉ねぎの食感がプラスされる。
材料の足し算のソース、実に美味いです。足せばいいっていうもんではないとは思いますが、やっぱり城二郎シェフのこのソース特別な物を使っている訳ではなく、普通の家にありそうな物を巧みに使ってバランスよく美味しくする。シンプルすごいですよね。
ここから話がマニアックになるので、興味ない方は読み飛ばしてくださいね。
最近魚醤(いしり)を買いたくていろんなお店に行きました。城二郎シェフがよく使っている魚醤(いしり)があるんですが、どこにも売ってないんですよね。この魚醤が度々レシピで出てくるんですよね。そんな美味い魚醤なのかと。
アマゾンでは売ってるんですが、なんかお店で直に見て買いたいじゃないですか?
北野エース、クイーンズ伊勢丹、紀伊国屋、成城石井、カルディーなど大体ー回りましたがどこにもなかったんですよねー。
最終的にスカイツリーの中の北野エースに同じものではないですが、魚醤はあったのでそれを購入しました。
ちょっと気になってしまったんですが、城二郎さんの魚醤は原材料・成分がいか内臓、食塩なんですね。一方、私が買ったのが魚醤は鰯が原材料
そもそもいしるとは、魚介類に食塩を加えて漬けこみ、1年以上かけて発酵ならびに熟成させた浸出液である。とありました。魚介を発酵、熟成ということであれば、大きなカテゴリー分けでは両方とも魚醤ではあるんですが、いかと鰯の原料の違いは全然ちがくねーか?
と考え初めてしまった次第です。やっぱイカの方が旨味成分多いのかなーとか(笑)
ちょっと話がマニアック過ぎてレシピの話と違う方向に行ってしまったので、ここらへんで止めときたいと思います。(笑)
城二郎さんの生姜焼きの参考レシピはこれです。本家もぜひご覧ください。
もう普通の生姜焼きには戻れなくなったと言われる【豚の生姜焼きステーキ】
料理のコツ・ポイント
①豚ロース肉を使う場合は強火で火を入れすぎない。
豚の生姜焼きはロース肉を使われる事が多いですが、火を入れすぎると固くなるのでバターを入れたフラインパに中火で両面軽く火を通す程度で、すぐバットに移してください。焼き過ぎは固くなるので厳禁です。
②付け合せのナスは切れ込みを入れる。
ナスは大きく、火の通りが悪いので、塩を軽くふり水分を抜き、味が染み込むように切れ込みをいれるとよいです。
【豚の生姜焼きオニオンマスタードソース】の作り方
材料
豚ロース肉 生姜焼き用 200g
玉ねぎ 1/2個
キャベツ 適量
なす 1本
生姜 10g
ニンニク 1かけ
醤油 大さじ1.5
白ワイン 大さじ2
はちみつ 大さじ1
ディジョンマスタード 10g
魚醤 小さじ1
バター 20g
水 80ml
作り方の工程
①野菜の下処理をする
・キャベツを千切りにし水につけ、しばらくしたらザルにあげて水を切る。
・玉ねぎをみじん切りにする。
・生姜、にんにくはすりおろしておく。
・ナスはヘタを取り縦半分にカット。外側の面に斜めに切り込みを入れる。全体に軽く塩を振りアク抜きをする。
②肉の下処理をする
・肉全体に軽く塩を振り余分な水分を抜いておく。
③調味料を混ぜわせ準備しておく
・ソースに使う醤油大さじ1.5と白ワイン大さじ2を混ぜ合わせる。
・マスタード10gとはちみつ大さじ1をまぜ合わせる。
④肉に火を通し、ナスに焼き目を入れる。
弱火から中火でフライパンにバターを入れ豚肉に火を軽く通します(豚肉の表面は焦がさなくてよい)一緒にナスも焼き。ナスは焦げもをつける。
豚肉に軽く火が通ったらすぐにバットに移動させ火を入れすぎないようにする。ナスも焼き目がしっかりついたらバットに移動する。
④玉ねぎ、生姜、にんにくを炒める
フライパンを洗わずにそのまま、玉ねぎのみじん切りを入れ軽く塩をして炒めていく。玉ねぎに火が通ったら端に寄せて、ニンニク、生姜のすりおろし、油を少量入れ炒めていきます。にんにく、生姜の香りが出てきたら玉ねぎと合わせます。
⑤ソースの味付け
醤油と白ワインを合わせたものを入れ煮詰めていきます。煮詰まってきたら、マスタードとはちみつを合わせた物を入れます。
水80mlを入れて、ナスをフライパンに戻し、ナスにソースを吸収させます。スプーンなどでナスにソースを回しかけるとよいです。
最後に豚肉を戻し入れ、あたためる位の感覚でソースと絡ませます。豚肉は固くならないように、肉を温めるくらいの感覚でOKです。
お皿に盛り付けて完成です。
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