この料理概要
元々バーニャカウダはイタリア北部のピエモンテという地方の料理で寒い場所みたいなんですね。。
バーニャはソースを、カウダは温かいという意味があります。
農家の人が寒さを凌ぐのにこのバーニャカウダを食べていたそうで、イタリア料理の中では以外とマイナーな料理らしいんですよね。
逆に日本人の方が彩りのよいバーニャカウダを食べるみたいなんですよね。
前にもバーニャカウダソースのレシピは紹介した事があるんですが、同じだと代わり映えもしないので、今回は少しにんにくの風味が効いているソースを作りたいと思い作ってみました。
通常のバーニャカウダソースはにんにくを牛乳や水で2.3回茹でこぼすので、にんにくの臭いは皆無。
あえて茹でこぼさず水、牛乳1:1で煮て煮汁を捨てるだけにしたレシピです。
これが意外とにんにくの臭みはそれほどなく良い感じで旨味、風味がアップしているのでいいんじゃないかと思いまして。ただ、にんにくはできれば中国産ではなくて、少々お高いですが、青森県産のにんにくを使って欲しい所です。
中国産と比べ、香り、大きさ、甘味、旨味がものすごく違い、ほんとに比べ物にならないほど青森県産のにんにくは美味しいです。
香りも上品だし、にんにく特有のくどさもないのでいいんですよね。
青森のにんにくが好きになったきっかけは青森の農家さんから直接にんにくを買った事なんですが、それからにんにくは青森県産以外買わなくなりました。
それまではスペインのにんにくを買っていたのですが、
やはり 中国<スペイン<<<<青森県のにんにくの順の美味しさだと思います。
こんな美味しいにんにくを煮こぼして香りや風味がなくなり過ぎるのもちょっと残念だなと思いまして、あえて煮るだけのスタイルにした訳です。
それでは今回はそんな感じでいってみたいと思います。
料理のコツ・ポイント
①にんにくは青森県産を使って欲しいです。
少々お高い青森県産のにんにくですが、美味しさは先程説明した通りピカイチです。ぜひぜひ青森県産のにんにくを使ってみてください。
【おもてなしの前菜にはこれ!バーニャカウダのソース】の作り方
材料
- ニンニク 100g(1玉~2玉位)
- アンチョビ 30g
- 牛乳 150cc(茹でる用)
- 水 150cc(茹でる用)
- オリーブオイル 100cc
- バター 20g
- 生クリーム 50cc
作り方の工程
①にんにくの皮をむき芽を取り除きます
②鍋に牛乳150cc 水150ccを入れ、①のにんにくを入れ20分~30分程度煮ます
③煮終わったらザルに移し水分を切り、フライパンにバターを入れ弱火でにんにくを炒めます。
④バターでにんにくを炒めたら、アンチョビ、オリーブオイルを入れ混ぜ合わせます。
⑤最後に生クリームを入れ、ひと煮立ちさせたら火を止めて完成です。
補足
アンチョビは熱を入れると、勝手に崩れるので特に包丁等で叩く必要はないですが、小骨が気になる方は包丁で叩いてからや裏漉しした方がよいかもしれません。
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