個人的に○○味噌というのがとても好きで、すでに何品かレシピを紹介しましたが、
青唐辛子味噌、大葉味噌に続き〇〇味噌シリーズは今回で3作目ですね。
ふきのとう味噌は春の今の時期しか採れないふきのとうを使った味噌の料理です。
ふきのとうには苦味がありますので好みが分かれる料理ではあります。
なんでしょうか、20歳後半から急にこういったものがすごく好きになるんですよね。オヤジ化現象…。
子供の時なんかは絶対食べないですもんね。苦味が旨味に感じる…一体いつからなのでしょうか?
さてさてこのふき味噌、最近ちょこちょこお邪魔するお店で焼きタケノコに添えられていたんですね。
まーそのふき味噌をちょびちょび食べながらの日本酒が最高すぎて翌日早速作ってしまった訳なんです(笑)
美味しくて美味しくて、日本酒のアテにも最高ですが白飯にも合います!白いご飯欲しい!
というわけで、作る際の注意点を先に書いておきます。
最後のポイントでも触れますが、ふきのとうは刻むとすぐ変色します(黒ずむ)変色しても問題はありませんが、
色味がよくないので、できるだけ変色を抑えるため、刻んだらすぐ調理ができるように事前に味噌ダレをかき混ぜてすぐに使えるようにし、フライパンも油を弱火で熱しておきます。
ふきとうを刻んだらすぐにフライパンで油と炒め、味噌ダレを手早く混ぜ合わせられるように用意するとよいです。
実はこの料理1回失敗しました。八百屋で安売りされているふきのとうがあったので何も考えずに購入し試しに作ってみたら、えぐみ、苦味がすごくて調味料にえぐみ、苦味が完全勝利してしまいました。
おそらく、安い理由は収穫してからかなり時間がたっているものだったからに違いないと思いました。
翌週市場の八百屋に行き新鮮な状態のふきのとうを買い、調味料の量を調整をし、ふきのとうを下茹でしたもの、下茹でしないものと比べてみました。
なので今回のレシピは【ふきのとう下茹しないver.】【ふきのとう下茹ver.】の2種類です。
違いはふきのとうの苦味、香りがガツンとくるか、ほんのり来るかの違いです。
下茹でした方はほんのりなので万人受けする食べやすい仕様です。下茹でしない方はガツンとする香り、苦味が来るのでふきのとうらしさがあります。
これは完全に好みになりますが、初めての人は下茹でver.の方が食べやすいかなと思います。
ふきのとう好き!山菜は香りがあってなんぼ!って方は下茹でしないver.をお試しください。
それではレシピの紹介です。
材料
調理時間:15分
・ふきのとう……50g(小~中サイズ8個)
・サラダ油……大さじ1
・ごま油……大さじ1
・■味噌……大さじ4
・■みりん……大さじ3
・■砂糖……大さじ1
作り方
❶■の味噌ダレの材料を事前に混ぜ合わせすぐに使えるようにしておきます。
❷ふきのとうは刻むとすぐにアクが回るので、刻んだらそく炒める必要があります。その為事前にフライパンに油を入れ弱火で熱しておきます。
❸ふきのとうは外葉が硬くて黒ずんでいるものや付け根が黒く変色している部分があれば取り除き、みじん切りにします。
❹みじん切り終わったら、フライパンの火力を強くし投入します。油に馴染むように混ぜ合わせふきのとうがしんなりしてきたら味噌ダレを加えます。
❺味噌ダレを入れると焦げやすくなるので、火を弱め3分程度水分を飛ばすように混ぜつつ、焦げないように注意します。
❻ほどよく水分が飛んだら、最後の味見をし甘みが足りなければ砂糖で調整します。
ふきのとうの下処理
❶ふきのとうは外葉が硬くて黒ずんでいるものや付け根が黒く変色している部分があれば取り除きます。
❷大きめの鍋に水を沸騰させそこにふきのとうを入れます(2分程度茹でます)茹で上がったらざるに上げ水にさらします(10分程度)水気をしっかり切ります。
❸作り方 下茹でしないver.❶へ
ポイント
・ふきのとうを炒める前に、フライパンに油をいれ弱火にかける。味噌ダレをかき混ぜておきすぐに使えるように準備してください。
・とにかく鮮度の良い緑色が強めのふきのとうを選んでください。写真にある通り、しおれたものや黄色がかっているものは少し古くなったふきのとうなので注意です。
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